遺品整理とは、故人の品物を確かめて分けること

遺品整理は、亡くなった方が残した品物を確かめ、残す物、家族で分ける物、手放す物に分けて、住まいを片付けていくことです。単に物を捨てる作業ではなく、必要な書類や貴重品を探し、想い出の品を家族へ引き継ぐ作業でもあります。

自分たちで行うことも、業者に頼むこともできます。全部を頼むだけでなく、運び出しだけなど一部を頼む方法もあります。

  • 通帳、印鑑、権利書、保険証券などの貴重品と書類を探す
  • 写真、手紙、愛用品など、想い出の品を確かめる
  • 残す・手放す・保留に分け、親族で形見分けをする
  • 手放す品を、買取や市町村のルールに沿って出す
  • 室内から運び出し、掃除をして、部屋の状態を確かめる

不用品回収・生前整理との違い

似た言葉ですが、誰の物を、いつ、何のために片付けるのかが違います。

遺品整理と似たサービスの違い
種類内容
遺品整理亡くなった方の品物を、家族が確かめながら仕分け、片付けます。貴重品の捜索や形見分けも含まれます。
生前整理本人が元気なうちに、自分の持ち物を見直します。本人の意思で残す物を決められます。
不用品回収不要と決まった物を引き取るサービスです。仕分けや貴重品の捜索が含まれるとは限りません。

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誰が行うのか

多くの場合、子や配偶者などの親族が中心になります。遺品の中には相続の対象になる財産もあるので、一人で決めて処分せず、相続人になる親族と話し合ってから進めるのが安全です。

相続放棄を考えているときは特に注意が必要です。遺品の処分で放棄に影響が出る場合があるので、片付ける前に弁護士や司法書士へ相談してください。

おおまかな流れ

1.期限と分担を決める

賃貸の退去日や家の売却予定を確かめ、誰が判断するかを決めます。始める時期に決まりはありません。

2.貴重品と書類を探す

物を動かす前に、手続きに必要な書類と貴重品を探します。

3.仕分けて、手放す

残す・手放す・保留に分けます。ごみの出し方は市町村ごとに違います。

4.掃除をして確かめる

物がなくなった部屋を掃除し、取り置いた品と部屋の状態を確かめます。

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片付けないとどうなるのか

遺品整理そのものに期限はありません。ただ、賃貸なら解約するまで家賃がかかります。持ち家でも固定資産税や管理の手間は続き、人が住まない家は傷みやすくなります。

また、相続放棄や相続税の申告、不動産の相続登記には期限があり、片付けの中で見つかる書類が必要になることがあります。全部を急ぐ必要はありませんが、書類探しだけは早めに始めると安心です。