遺品整理を自分でやる手順|堺市のごみの出し方と業者に頼む目安
遺品整理は自分でもできます。始める前の確認、仕分けの手順、捨ててはいけないもの、堺市でのごみの出し方に加えて、業者に頼んだほうがよい場合の目安をまとめました。
自分でやるか、頼むかの目安
決まった基準はありません。次の点を家族で確かめてみてください。全部を自分でやるか全部を頼むかの二択ではなく、途中まで自分たちで進めて、残りだけ頼む方法もあります。
- 現地に何度も通えるか。通えるなら自分でやりやすい
- 退去や売却の期限が迫っていないか。期限が近いなら頼むことも考える
- 大きな家具や家電を運び出せる人手と車があるか
- 2階からの搬出や、体力面で無理がないか
- 家族で判断する人が決まっているか
始める前に確かめること
相続放棄を考えているなら、手をつける前に相談する
相続放棄の申述は、原則として相続の開始があったことを知ったときから3か月以内に家庭裁判所へ行います。遺品を処分すると放棄に影響が出る場合があるので、借金が心配なときなどは、片付ける前に弁護士や司法書士へ相談してください。
期限を確かめる
賃貸なら退去日と、原状回復の条件を管理会社に確認します。持ち家なら急ぐ必要はないので、気持ちの整理がついてからでも構いません。
家族で話しておく
後から「あれを残したかった」とならないよう、残したい品を先に聞き合います。その場に来られない家族には、写真を送って確かめる方法があります。
道具を揃える
軍手、マスク、ごみ袋、段ボール、油性ペン、養生テープ、カッターがあれば始められます。保留の品を入れる箱も1つ用意します。
自分で進める手順
1.貴重品と書類を最初に探す
片付けを始める前に、通帳、印鑑、権利書、保険証券などを探します。これらは他の物に紛れると見つけにくくなります。
- 現金、通帳、キャッシュカード、印鑑
- 権利書、保険証券、年金の書類、契約書
- スマートフォン、パソコン、IDやパスワードのメモ
- 遺言書やエンディングノート
2.残す・手放す・保留に分ける
一部屋か、引き出し一つから始めます。迷う品は保留の箱へ入れて、誰に確認するかを書いておきます。その日にすべて決めなくて大丈夫です。
3.手放す品を分けて出す
まだ使える品は買取やリユースを、ごみになる品は市町村のルールを確かめます。家電4品目は、家電リサイクル法の手順で引き渡します。
4.掃除して確認する
物がなくなった後の床や棚を掃除します。賃貸なら、退去の立ち会いの前に、借りたときの条件を確かめておきます。
堺市でのごみの出し方
堺市の家庭ごみは、下の方法で出します。粗大ごみの申し込みは、インターネットか、堺市家庭ごみ受付センター(固定電話 0120-00-8400、携帯・IP電話 06-6485-5048)です。
臨時ごみも同じセンターで受け付けています。受付は月〜金曜の午前9時〜午後5時、土曜の午前9時〜午後1時で、日曜と年末年始は休みです。収集日時は、担当の委託業者と直接決めます。水銀を使った製品、ブロックや瓦、土などは臨時ごみで出せません。
他の市町村では方法や料金が変わります。お住まいの市町村のページで確かめてください。
| 方法 | 費用と条件 |
|---|---|
| 粗大ごみの収集を申し込む | 品目ごとに処理券を貼って出します。例:いす・座椅子400円、2人掛けソファー800円、最大辺1m以上のタンス2,000円。収集日当日の午前9時までに出します。 |
| 不燃小物類の収集を申し込む | 無料。粗大ごみ品目にない最大辺30cm以下の不燃物などを、1回45L以下の袋3袋以内まで。 |
| クリーンセンターへ持ち込む | 100kgまで1回1,100円(破砕施設を使うものは1,700円)。事前予約が必要で、持ち込めるのは出す本人か親族、積み降ろしも自分で行います。 |
| 臨時ごみを申し込む | 1トンまたは2立方メートルごとに8,800円。遺品整理も対象です。市の委託業者が収集しますが、収集車が横付けできる場所までは自分で運び出します。手数料は立ち会いのうえ、委託業者へ現金で支払います。 |
つらくなったら、止めていい
遺品整理は、体力だけでなく気持ちにもこたえる作業です。手が止まるのはおかしなことではありません。期限がないなら、日を空けても問題ありません。
期限があるのに進まないときや、運び出しだけが難しいときは、そこだけ人に頼む方法もあります。あかりでは、一部屋や一部分だけのご相談もお受けしています。
よくある質問
決まりはありません。賃貸で退去日が決まっているなら、そこから逆算します。持ち家なら、四十九日などの節目や家族が集まる日に合わせて、気持ちの整理がついてから始めても構いません。相続放棄を考えている場合は、先に専門家へ相談してください。
